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留学を考えている大学生へ。私が見てきた『留学で成長しない学生』の共通点。


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留学という選択肢


学生にとって留学もずいぶん一般的なものになりました

一昔前までは一部の学生が行くものというイメージがありましたが、

今では大学文系理系問わず気軽に留学でき、学部によっては留学を義務づけているところもあります。


語学力やコミュニケーション能力など留学で得られるものは多く、

就活の武器としても有効で、留学に行く学生は年々増加しています。


しかし、留学に行く学生が増える一方で、留学に行った結果、

「それほど有意義な時間を過ごせなかった」

と落胆する学生も増えています。


一般的になったとは言え、まだまだ留学するのは少数派。

日本で生活するよりも遥かに多くのお金もかかり、

単位互換がない大学では卒業の時期が遅れる可能性もあります。


それほどの時間とお金を払って「有意義に過ごせなかった」なんて

そんな勿体ないことはありません。


実は、そういった学生にはある共通点があるのです。

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留学に行く理由


私は学生が留学に行く理由を大きく次の3つに分けています。

・手段として留学に行く

・仕方なく留学に行く

・目的として留学に行く


留学の時間を有意義に過ごせないのはどのタイプでしょうか。


手段として留学に行く


一昔前の留学と言えばこのタイプの学生が8割を占めていました。

このタイプの学生は、留学に行くこと自体が目的ではありません。


「将来は外資系の銀行に勤めてがっつり稼ぎたい。そのために必要な語学力を手っ取り早く身につけに留学に行く」

「将来は諸外国と日本の暮らし方や働き方の違いについて研究したい。そのために現地の暮らしに触れに留学に行く」


このタイプの学生は将来の目標が決まっていて、それを実現させるための手段として留学に行きます。

前者の学生なら、日本でも充分に語学を学べる環境があれば、

わざわざ留学には行かなかったでしょう。


将来の目標のために留学中に取るべき行動が分かっている。

このタイプの学生は留学生活でも自分の得たいもののために行動し、

帰ってきた時には、

「素晴らしい留学生活でした!」

と胸を張って思い出を語ってくれる事が多い。


仕方なく留学に行く


仕方なく留学に行く学生なんているのか?

すでに社会人の方はそう思うかもしれませんが、

私大の学生を中心にいくらでもいます。


学部に義務づけられている留学もこれに当てはまりますし、

最近増えているのは、留年を隠すために留学する学生。


就活を代表として、進学、就職するにあたって「留年」は大きな弊害になる事は間違いありません。

1,2年次に単位不足によって留年が確定してしまったら、次の半年間は留学してしまう。

単位互換がある大学ならそのまま単位取得に繋がりますし、

互換がなくても残りの半年で単位を取得する。

そして、就活では「留学のために卒業が1年遅れました」と堂々と言う。


まだまだ「留学」が武器になる就活において、これ以上はない留年隠しです。


じゃあ、このタイプの学生が留学を有意義なものに出来ないのかと言うと、

実はそうでもありません。


動機が動機ですから、このタイプの学生は留学生活には目的も何もありません。

それは、留学生活に関して大きな期待を持っていないとも言えます。


しかし、やはり20歳前後の学生にとって日本を離れて海外で長期間暮らすというのは大変なことです。

動機が不純でも、目的がなくても、数ヶ月にも及ぶ海外生活は必ず何らかの変化を学生にもたらします。

大きな期待を持っていない分、微かな変化でもしっかりと実感する事が出来るのです。


このタイプの学生は、留学から帰って来ても留学で得たものを語りはしないかもしれません。

しかし、振る舞いや顔つきは、留学に行く前よりどこか頼もしくなっています。


留学が目的になっている学生


じゃあ、どんな人が留学に価値を見出せなくなるのか。

それは、留学自体が目的になっている学生


例えば、変化のない学生生活に嫌気が指し、

「このまま何もせずに学生生活を終わらせて社会人になるのはダメだと思って、留学することに決めました」

と言う学生。


個人的にはこういった学生のことは好きです。

自分の今までの行動を顧みて、何とかしなければいけないと自分で考える。

そしてそこから行動できる。

しかし、その行動が危ない。

留学に限った話ではありませんが、

「このままではダメだ。だから◯◯しようと思った」

このタイプの学生は、

自分が変わるための要因を外的な何かに放り投げてしまっています。


映画や漫画を見てモチベーションが上がること、ありますよね?

ですがそのモチベーションは数時間、長くても数日もすれば綺麗になくなってしまいます。

自分を変える事が出来るのは自分自身の行動の積み重ねだけなんです。

映画や漫画、留学や学生団体なんてものが自分の人生を変えてくれるなんて稀な話です。


さっきの学生で言えば、

留学に行けば自分は変われると信じている。

しかし、留学に行った先の1日1日の行動、

積極的に友人を作るのも、街を散策するのも、全て自分自身の行動の積み重ねです。

「留学に行けば何かが変わる」と信じている学生はその行動が起こせないことが多い。


そして、中途半端に期待が大きい分、小さな変化は見逃してしまう。


このタイプの学生は、留学から帰って来たとき、

「思ったよりも得るものはありませんでした」

と落胆してしまうのです。


まとめ


もちろん、どんな動機でも、どんな目的でも、

日本を離れて海外で生活し、学ぶことは少なからず人間を成長させるでしょう。


しかし、多くの時間、多くのお金をかけた結果が「少なからず」なんて変化じゃ勿体ない。

そして、その変化を大きくするのも小さくするのも、全てあなたの行動次第です。


これから留学を考えている学生の方は、


自分が何のために留学に行くのか。

何を学びたいのか。

そのために留学先で具体的に何をするべきなのか。



以上の事をしっかりと見つめ直せば、

あなたにとって、より素晴らしい留学生活を送れるでしょう。


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21:気楽にね~ by 高晋 on 2013/04/17 at 22:41:28

10年以上前、中国で2年留学したけれど、中国語が留学前から不自由なく話せたことで、目標を持って取り組むこともなく、全く“成長”せずに帰国した経験から言わせてもらうと、
そんなに“成長、成長”と肩肘張らなくてもいいのではないかな。
“成長”と肩肘を張って過ごすことが、人によっては、自然と人と接したり、自分なりにやってみることを阻害してしまう要因となることもある。
僕自身が、過度な期待と現実への失望で、無目的に過ごす生活に堕してしまった。(言い訳に過ぎないけど)
それでも僕はいま再び中国に来ていて、それなりのポジションで働いている。誰よりも中国と生で接することができる力・交渉力・対応力・自己解決する力を持っているし、いかなることにも動じないで、自らの主張を通すことができるからだと思っている。
留学したとき、僕は確かに成長しなかったけれど、どうすれば中国と自然に接することができるのか、自分なりの方法を身につけることができていた。それが留学で得た一番の財産だったと思う。
“成長”よりも、異文化とどうすれば自然に接することができるのか、人によって千差万別なその方法を、自分なりに見つけることができれば、それが一番の財産になると個人的には思う。
繰り返すけれど、“成長”と肩肘を張って過ごすことが、人によっては、自然と人と接したり、自分なりにやってみることを阻害してしまう要因となることもある。
あまりハードルを上げずに、好奇心を持って飛び込んで欲しい。間違いなく面白いことが待っているから。

72:現役留学生から by 鹿島(仮) on 2014/01/05 at 22:56:17 (コメント編集)

現役で欧州に留学しています(大学院学位留学です)。今回の記事を今日読み、私は日本人には留学生に対する過度の期待があるのでは、と感じました。
私の場合、「仕方なく」留学したパターンでしょう。自分の研究内容は日本でもやっているものの、正直全く盛んではない上、一線の研究者とのコンタクトや資料へのアクセスも限定されています。しかし、多くの日本人は海外留学に行っている、というだけで「この人は何でもできる、スーパーエリート」のような印象を持つようです。実際は自分の研究分野が日本でも活発であれば日本に残っていたいのが本音です。エリートでもなんでもありません。
なので、こちらで研究した内容や学業全般、生活のことを聞かれてもどう話したら良いのかわからないことが多いです。自分は研究をしにこちらに来たのであって、どちらかと言えば、大学進学に伴って他の地域に下宿しているのと同じ感覚です。なので、答えとしては割とありきたりな「楽しいよ」といった答えになりがちです。そして聞いてきた方は落胆される。でも、私はそう答えざるを得ない。具体的に質問の中で聞きたいことが分からないのですが、少なくとも「過度な期待」だけは分かる。そんな感じです。

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